汚染されていました

会社を出てすぐ忘れ物に気付き、慌てて取りに戻りました。

「おはようございま～す」

そう声をかけてデスクに向かいました。
時刻は17：45退社の時間です。 まだ残っていた姉さんは動じず、
「おはよー。って何時間働く気？」 と、つっこんでくれました。
が、若い娘さんは違いました。
テヘヘと笑う私に目をぱちくり。

「え？」

と言ったきり対応に窮しておりました。
え？なんで？今まで皆、笑いながらツッコミを入れてくれたよ。
「おう！これからなら２４時間働けるな」って。
皆…みんな…オジサン達が…オジサン…オジ…さん…。
オヤジギャグだったのか…orz

 そういや最近、部所内でダジャレに気付くのが誰よりも早いような。 
この前も、中央区が観光商業祭の広告












（↑コレ）を見て、一目で「家紋とかけているんだね」と看破してしまいました。 

他にも、無意識にボケをかましてツッコミ待ちしたり、わざと斜め下の解答をしてウケを狙ったりしてるんですよ。
今までオヤジ連中に囲まれながら、まだ一般の枠内にいる、と固く信じていたのですが、これではオヤジサイドへの転落も時間の問題です。 
いや、まあ、それはそれで楽しいんですが…。 

でも、こんなスキルばかり上げちゃダメでしょう。 
世の中には、入っちゃいけない列もあるんです。 
まだ間に合うはず、まだ一般枠にいる間に何とか更正しなくては！ 
そんな決意に燃える私に、ネエサンは一言おっしゃいました。 

「秋ちゃん。すでにあっち側だと思うよ」 

………。 

知らない間に毒されていたようです。 
ああ、末期になる前に更正して、早くキラキラしたお嬢さん方の群れに入らねば！ 
（↑すでにこんな発言が出るあたり、道程は険しそうです）