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![](http://bfile.shinobi.jp/1021/menukiiro.png)
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何の脈略もなく、マリーとクライスの料理教室(?)を開講してみました。
今日の料理は韓流ぶたしゃぶ。
さっぱり低カロリーのお料理です。
興味のある方はどうぞ。
+++ 韓流冷しゃぶ +++
「毎日暑いわね」
「去年も一昨年もそう言っていませんでしたか?」
「うるさいわね。冷夏が来ない限り、夏は暑いんだからしょうがないでしょう」
「理屈になっていませんよ」
「黙りなさいっ。とにかく、食欲が無くなりがちな夏を乗り切る料理を今日は紹介するんだからっ」
「料理?まさかとは思いますが、あなたが講師ですか?」
「そうよ。何よ。その顔はっ」
「ふっ・・・。まあ、ある意味、夏は乗り切れるかもしれませんね。病院で完全看護の中」
「ちょっと、それはどういう意味よ」
「おや、言わなければわからないのですか。それは当然…」
「それ以上言ったら、この鍋のお湯をかけるわよ」
「・・・私はカップメンではありませんよ」
「ああ、もう!あんたが居ると、話が進まないわ。とにかく、今日は夏を乗り切るメニュー『韓流冷しゃぶ』を紹介するわ」
「韓流?ああ・・・あなたのネーミングセンスですからね。どうせキムチが入っているだけでしょう?」
「うっ・・・なんでわかるのよ。そうよ。材料は簡単。
豚肉(薄切り) 3枚程度
モヤシ 適量
キムチ 適量
豆腐 半丁
ゴマドレッシング 以上よ」
「ふむ。材料だけでなく作り方も簡単そうですね」
「まあね。まず、モヤシと豚肉は茹でて、冷やしておく。
氷を置いたボールの中に放り込んでおけばあっと言う間に冷えるわ。
時間があれば冷蔵庫にいれておくとよりいいわね。
後は簡単。
豆腐の上にモヤシ、キムチ、豚肉を置いてゴマドレッシングをかけるだけ」
「マルローネさん。それは、ぶたしゃぶ風冷やっこ、と言うのでは」
「そうとも言えるわね」
「そうとしか言わないでしょう」
「うるさいわねぇ。冷やっこって言うとサイドメニューっぽいじゃない。これは豆腐料理だけど、メインディッシュに出来るのよ。だから敢えて『冷しゃぶ』と言い切るの」
「詐欺ですね」
「煩い。物足りなかったらお肉の量や野菜を増やせばいいのよ。こんぶダシで茹でたいちょう切りにした大根やカブを冷やして置いて乗せてもいいし、茹でたほうれん草や小松菜なんかもよく合うわよ。見た目が寂しかったら、周りにレタスを敷いてもいいし。料理なんてやり方一つ。メインだと主張したもん勝ちよ」
「ふぅ。何と争っているのやら・・・。でもまあ、茹でるだけとしても、あなたにしてはマトモな料理であるから良しとしましょう。それにしても、マルローネさん。あなた、いちょう切りなんて言葉、よく知っていましたねぇ」
「クライス・・・あんた、心底、あたしをバカにしてない?」
「おや、そう聞こえましたか?それは失礼」
「そう以外に聞こえないわよ。だいたい、誠意が籠ってないのよ。いっつも、いっつも、あんたは口先だけで謝って・・・」
エンドレス口喧嘩突入の為、料理教室はこれにて終了。