逢いたくて

どうもー。ご無沙汰しています。秋生です。
まず、

マリーさん、下着にも穴を開けないと尻尾は外に出ませんよー。

失礼しました。
あとがきに書こうとして思いとどまった一文でした。

ここからは余談。

マリーさんが観たお芝居は某劇団フォーシーズン（漢字にしてね）の「美女と野獣」がモデルです。
て、言うかそのまんま？（笑）

秋生はこれがまだ赤坂の劇場で初演だった頃、観に行きました。
いわゆるスターティングメンバーってやつかしら？
その時観た野獣役の方がすごく動きがチャーミングで、とてもとても見事な尻尾さばき（？）だったんですね。
本当に生えてるんじゃないかと思ったくらい、見事に動かしてくれるし、座る時はちゃんと踏まないように気をつけてるし、うっかり挟んだり踏んだりしたら、さりげなく手でちょっちょとやってくれたり、芸が細かかったんです。
それに感動してその後何度か観に行きましたが、あの尻尾さばきをしてくれるのは、その役者さんだけでした。

その役者さんも退団され、大好きだったミセス・ポット役の女優さんも亡くなり、すっかりフォーシズンさんから足が遠のいてしまいました。
本当に舞台というのはナマモノですね。

あの時、あの尻尾さばきをみなかったら、きっとあの劇場に通いつめるなんて真似をしなかったと思います。
ふとそんな尻尾さばきを思い出して書いてみました。